糸井

きっと、あの島の子に
気持ちが行くという物語が
作れない一生に
なったんじゃないかな。
だけど、その、
なんにもなかったということが
そのあとのみうらをつくったんだから、
それはそれでよかったともいうべきだよね。
「ない」を
どれほど貯金できるかということが
その男の大きさを決める道具でしょう。